オーリンズ パート4

3回目は、このOmahaの次の日でNo-Limit Holdemだ。1回目とは違い半年間、しっかりと勉強と経験を積んできたつもりだったので、勝つつもりでいた。トーナメントが始まって驚いたが、最近のNo Limit人気のせいか、プレーヤーのレベルが上がっている気がした、というよりトーナメント慣れしていた。上手くなっていたのは、自分だけではなかったという事だ。または、前回は全く未熟だった為、そのすごさを感じられなかったのかもしれない。
オーリンズのトーナメントは最初の1時間は何回でもRe-buyができる。金持ちそうなおじさんとおばさんは、テーブルの上に$20札の束をおいて、All-in, Re-buyを繰り返していた。こういう人がいるとプレーしにくいが、テーブル上のチップ量が増えるので、好都合である。その人達は、資金力にモノをいわせ、最初の1時間で有利なチップ量を確保する、このテーブルだけでなく他のテーブルでもかなりのRe-buyがあった。自分は、この増えたチップをうまくゲットする事ができたので、Re-buyなしで、最初の休憩を迎える事ができた。
Re-buyラウンドが終わると、今度はショート・スタックの人達のAll-in合戦がはじまる。これは、ここで一か八かでチップを増やさないとブラインドがあがると生き残れないのが分かっているからである。トーナメントでは、10位からしか賞金がもらえないから11位でも200位でも同じ価値しかない。だから長い時間をかけて中途半端な順位で終わるなら、早く終わったほうが良いという考え方だ。人によっては、$100以上投資しているのにこの潔さがすごい。このAll-in合戦では、良いカードだけで勝負していれば、確率的にこっちが有利な場合が多いから、簡単にチップを増やす事ができる。最初の2時間は、テーブル内ではチップリーダーをキープできていた。

(パート5に続く)

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