オーリンズ パート3

2回目は、普段全然プレーしないOmaha Hi/Loに「たまにはOmahaでも」ということで参加したら、10位にぎりぎり入り、賞金がもらえた。Omahaはライブ・テーブルでもそうだが、Holdemに比べて平均年齢が高い。このトーナメントでも自分と同じ年代の人は殆どおらず、最年少に近いものがあった。Holdemに比べてハンドで勝負する要素が高いから、派手なレイズやブラフは有効ではない。このトーナメントでは、基本的にハイもローも取れそうなハンドでだけ勝負していった。プレフロップでリンプインが多い場合は、ハイが取れそうなハンドでもポットに参加してみた。これは、何人かはロー狙いの場合が多いので、ローが成立しない可能性があがるからだ。このストイックなプレースタイルにより、ショートスタックになることもなくFinal Tableまで残る事ができた。ラスト2テーブルになってからは、賞金をもらうことを優先に極力勝負をしない、はじめの一歩流の「亀作戦」を実行した。Holdemの場合、「10位になりたくてトーナメントに参加しているのではない。」と自分に言い聞かせ勝負にいくのだが、Omahaには、それほど思い入れもない上、努力もしていないので賞金がもらえればいいやと考えた。その甲斐あり、Final Tableに残る事ができたが、その反動でかなりのショートスタックになっていたので、あっさりと10位で撃沈した。
Omahaはぜんぜんプレーしないわりには、トーナメントでの賞金獲得率が50%を超えているから、自分には向いているかもしれない。なんといっても、ルールもしらず参加した100人参加のOmahaのトーナメントで、いきなり賞金を獲得した事があるくらいだから。この時は、Holdemのトーナメントだと思ってテーブルに座ったら、Omahaで「ローってなにか」をプレーしながら学んだ。周りの人達は、年配の人が多い事もあり、いろいろと親切にしてくれたが、その人達を次々と倒していく事になるとは、自分でも想像しなかった。まさに恩を仇で返すとはこのことだ。

(パート4に続く)

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