ラウンダーズ

前に買って放ってあったDVDを観た。マット・デーモン主演の「ラウンダーズ」という映画だ。Collector's Editionと銘打って再販されたのは、最近のポーカーブームによるのだろう。Low Schoolに通う主人公が、全財産をかけた勝負に負けて一旦は、ポーカーから身を引くが、悪友の影響でまたその道に戻るというストーリーだ。KGBのボスとの対戦は、観ていてこっちまでどきどきしてしまう。ただ「グッド・ウィル・ハンティング」の印象が強いから、ウィルがポーカーしている錯覚に陥るのが問題だ。
弁護士への道も美しい彼女を失ってもポーカーに魅力から逃れられない主人公の気持ちは、普通の人には理解ができないだろうが、ポーカーをやる人は、多かれ少なかれマイクの気持ちに共感を持つことだろう。そして、全財産をもって、一勝負をしたくなった人もたくさんいると思う。でも、実際にマイクの様に全てを捨てて勝負の道を選べる人はほとんどいないのだろう。「男はつらいよ」の寅さんや「北の国から」の五郎さんに憧れても、真似できる人がいないのと同じだ。
日本にいる友達にポーカーをやっていると言ってもなかなか理解してもらえないので、今度からはこの映画を紹介することにしよう。でも自分がポーカーをやっているのは裏ルームではなく、合法的なカジノである事を説明しなければ。
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