魔道士サニー

なんで魔道士なのかといえば、魔人ブウをつくった魔道士みたいな風貌だからだ。率直にいって彼とはプレーしたくない、なぜならあらゆるテーブルを破壊していくからだ。彼のプレーは、基本的に無茶苦茶で、ただ自分の運を試している様なマニアックなスタイルである。そんなプレーだから大概は負けているのだが、時にはカードをヒットしてジャンクなカードで勝ち続けることがある。この日もランナーランナーでインサイドのストレートを引いたり、2ペアを引いたりしていた。見ていて一番かわいそうだったのが、サニーがAKで、被害者Aが88を持っている時に、フロップQQ8。フロップでなぜかサニーはキャップにする。ターンでA。そこでもサニーは、キャップにする。でなんとリバーもA。このプレーを見ていて、こいつは本当に魔道士なのかもしれないと思った。そうなると周りのプレーヤーもだんだんルーズになり始め、10−20と言えども3−6の様な状態になってしまう。彼の甲高い声と奇妙な笑い声が、まわりの怒りを増長させる。この状態に陥ったら最後、サニーが負けてようが、いなくなろうが、ルーズな雰囲気は、なかなか戻らない。サニーは、こうやって6−12や10−20を3−6テーブルに変身させていくので、まさに魔道士である。
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